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給事中 きゅうじちゅうJi-shi-zhong; bhi-shih-chung

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

給事中
きゅうじちゅう
Ji-shi-zhong; bhi-shih-chung

中国の官名。秦,漢では宮中に出入りする諸官に加えられる肩書にすぎなかったが,六朝時代には正官となり門下省などに属した。も門下省に属し,隋では給事郎と称したが唐で給事中に復し,貴族の世論を受けて上奏文や天子詔勅を審査駁正する権能をもつ清官として重きをなした。貴族制の衰退につれ一時空名化したが,北宋の神宗以降復活し,明では六科に分れて六部の事務を監察し,清代にも都察院に所属してその機能を引継いだ。

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世界大百科事典内の給事中の言及

【中国】より

…あるのは県だけで,それをいくつかずつくくった単位が府である。別に,中央政府に対しては給事中,地方に対しては御史,という監察機構が置かれている。官(後述の〈吏〉に対していう)は,府・州・県の最末端の官にいたるまで,すべて中央より定期的に派遣される(任期は3年)。…

【都察院】より

…清は明制によったが,乾隆年間(1736‐95)に僉都御史を廃し,左都御史と左副都御史を都察院の専官とし,右都御史を総督の,右副都御史を巡撫の兼官とした。なお,明代において独立の機関であった六科(中央官庁の監察機関)は1723年(雍正1)に都察院の所属に入り,その成員である給事中は左都御史の監督下に置かれた。【谷 光隆】。…

※「給事中」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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