江戸時代,キリシタン検索のために実施された方法。キリシタンの信仰対象である聖画像などの踏絵を足で踏ませること。1620年代後半頃,長崎ではじめて実施。当初はキリシタンが棄教したことを証明する手段だったが,17世紀中頃に宗門改が制度化されてからは一般の者へも実施され,キリシタンでないことを証明する手段となった。ただしキリシタンが多数生じた九州に限られるが,宣教師の潜入,漂流民の帰国,崩れなどの際にも実施された。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…江戸時代のキリシタン検索制度である絵踏行事に用いた聖画像をいい,踏む行為を絵踏といったが,しだいに混用して絵踏も踏絵と称した。1628年(寛永5)長崎に始まって1858年(安政5)廃止されるまで九州各地で制度的に実施された。…
※「絵踏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新