デジタル大辞泉 「綴字」の意味・読み・例文・類語 てい‐じ【×綴字】 言語の音韻を表音文字で書き表すこと。また、書き表した文字。つづり字。てつじ。[類語]表記・綴り・スペリング・スペル てつ‐じ【×綴字】 「ていじ(綴字)」の慣用読み。 せつ‐じ【×綴字】 「ていじ(綴字)」の誤読。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「綴字」の意味・読み・例文・類語 つづり‐じ【綴字】 〘 名詞 〙 連音または単語を書き表わすために、表音文字を一定の順に組み合わせること。ていじ。スペリング。[初出の実例]「古文の事故、綴字(ツヅリジ)は今と多少、趣きが変ってゐて」(出典:小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉七)綴字の語誌「つづり字」は、「綴字」の字面を半ば訓読したもの。「綴字」は元来「ていじ」または「せつじ・てつじ」と音読され、また熟字訓として「かなづかい」「つづり」ともよまれた。 てい‐じ【綴字】 〘 名詞 〙 言語の音声や、単語、文章などを表音文字で書き表わすこと。また、その文字。てつじ。つづり。〔西洋学校軌範(1870)〕 てつ‐じ【綴字】 〘 名詞 〙 =ていじ(綴字)〔音訓新聞字引(1876)〕 せつ‐じ【綴字】 〘 名詞 〙 「ていじ(綴字)」の誤読。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例