緑便(読み)リョクベン

精選版 日本国語大辞典 「緑便」の意味・読み・例文・類語

りょく‐べん【緑便】

  1. 〘 名詞 〙 乳児が消化不良などのために出す、緑色の大便。
    1. [初出の実例]「脱毛、貧血、食欲不振、緑便、と誰にでも理解出来る具体的な言葉で、症状は書いてある」(出典:無きが如き(1981)〈林京子〉九)

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百科事典マイペディア 「緑便」の意味・わかりやすい解説

緑便【りょくべん】

乳児の緑色糞(ふん)便。緑色は胆汁色素のビリルビンが酸化されたビリベルジンによる。母乳栄養児では必ずしも病的ではない。人工栄養児では多くの場合異常発酵などによるとされていたが,育児用調整粉乳は性状が母乳に近いため正常でも緑便をみることがある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「緑便」の意味・わかりやすい解説

緑便
りょくべん
greenish stool

幼児の排泄する緑色の糞便。普通はビリベルジン (胆汁色素の一つ) 過剰によるもので,天然栄養児では必ずしも病的なものではない。人工栄養児では,異常発酵を推定させる根拠の一つとなる。

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