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弛む タユム

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デジタル大辞泉の解説

たゆ・む【×弛む】

[動マ五(四)]
(ふつう、打消しの語を伴って用いる)緊張がゆるむ。油断する。なまける。「倦(う)まず―・まず励む」
勢いが弱まる。
「たぐへくる松の嵐や―・むらむ尾上にかへるさをしかの声」〈新古今・秋下〉
疲れる。くたびれる。
「足―・めば、この児を肩に乗せ背に負うて」〈太平記・二〉
張ったものがたるむ。ゆるむ。
「糸ガ―・ム」〈日葡
[動マ下二]気持ちをほぐす。油断させる。
「御物の怪の―・めけるにや」〈・夕霧〉

たる・む【×弛む】

[動マ五(四)]
ぴんと張っていたものがゆるむ。「ロープが―・む」「目の皮が―・む」
張りつめた気持ちがゆるむ。しまりがなくなる。「―・んだ気分をひきしめる」
[動マ下二]たるめる」の文語形。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

たゆむ【弛む】

( 動五[四] )
〔「弛し」の動詞形〕
心の緊張がゆるむ。だらける。現代では多く打ち消しの語を伴って用いる。 「倦まず-・まず」 「皆人も-・み給へるに、にはかに御気色ありて/源氏
勢いが弱まる。衰える。とまる。 「時節風-・み…御舟更に進まず/太平記 7
怠る。しないですます。 「供養法-・みて急ぎ参れり/源氏 明石
張っていたものがゆるむ。たるむ。 「糸ガ-・ム/日葡」
だるくなる。 「足-・み身疲れて/太平記 3
( 動下二 )
油断させる。警戒をとかせる。 「なにとも思ひたらぬさまにて-・め過ぐすも、またをかし/枕草子 276

たるむ【弛む】

( 動五[四] )
張っていたものがゆるくなる。ゆるむ。 「皮膚が-・む」 「電線が-・む」
心・気持ちにしまりがなくなる。だらしがなくなる。 「精神が-・んでいる」 「心ガ-・ム/日葡」
( 動下二 )

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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