だらける

精選版 日本国語大辞典 「だらける」の意味・読み・例文・類語

だら・ける

〘自カ下一〙
① 形が溶けてゆるむ。
※歌舞妓年代記(1811‐15)二「とけて流るる水飴やだらける所を餠へつけ」
気持がゆるんで怠る。なまける。また、緊張感がなく、動作、働き、雰囲気などにしまりがなくなる。だらしなくなる。
※絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初)「衣冠なればそそけず、瞻視なればだらけず、立なりにじっとりと」

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デジタル大辞泉 「だらける」の意味・読み・例文・類語

だら・ける

[動カ下一]
緊張感がなくて、気持ちやからだにしまりがなくなる。だらしなくなる。「こう暑くては、からだが―・けてしまう」「―・けた生活」
なまける。おこたる。「―・けて勉強をしない」
[類語](1ぶらぶらごろごろちんたらぐうたらぬらりくらりのらりくらりのらくらだらだらものぐさ無気力のほほんのんべんだらり風太郎ぷうたろうその日暮らしたるむ緩む緩めるだれるたゆむたがが緩む便便だらり便便ずぼらだらしないしだらないぬらくらちゃらんぽらん無精ルーズふしだら自堕落イージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったり漫然ぬるま湯ぬるま湯につかる/(2怠ける怠るサボるずるける手を抜く手抜き骨惜しみ怠慢怠惰無為拱手横着のろのろもたもたぐずぐず投げ遣りレイジー

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