デジタル大辞泉
「緩む」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ゆる・む【緩・弛】
- [ 1 ] 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
- ① きつく張ったり締めたり結んだり、あるいはさし込んだりしていたものが、たるんだりゆるくなったりする。また、入れ物が大きくなったりして中身と密着しなくなる。ゆるぶ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- [初出の実例]「足元のゆるんだ処をやりちげへに見つけたから」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)
- ② 氷などが解ける。固まったものが水分を含んでやわらかくなる。ゆるぶ。「春になり、根雪がゆるむ」
- ③ 暑さや寒さのきびしさがやわらぐ。ゆるぶ。
- [初出の実例]「二月の中旬過の、珍らしく寒さの緩んだ日で」(出典:病院の窓(1908)〈石川啄木〉)
- ④ 心の張りや緊張が失われる。油断する。怠る。不精する。ゆるぶ。
- [初出の実例]「肝腎の用を忘れてしまった、おれもよっぽど弛(ユル)んだわえ」(出典:歌舞伎・早苗鳥伊達聞書(実録先代萩)(1876)三幕)
- ⑤ 表情や体、筋肉などのかたさがほぐれる。笑顔になる。また、だらしない顔つきになる。
- [初出の実例]「さうして顔の筋肉が残らず緩(ユル)んで見える」(出典:永日小品(1909)〈夏目漱石〉暖かい夢)
- ⑥ 取引で、相場が少し下がる。
- [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ⇒ゆるめる(緩)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の緩むの言及
【取引所】より
… 締まる相場が高くなること(少しだけ高くなることは〈小締まる〉という)。反対は〈緩む〉。 新甫(しんぽ)商品市場の用語で,月替りの発会の日に始まる限月(げんげつ)(先物取引の受渡し期限の月),またはその相場のことをいう。…
※「緩む」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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