繭検定(読み)まゆけんてい(英語表記)cocoon certification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「繭検定」の解説

繭検定
まゆけんてい
cocoon certification

取引を円滑公正に行うために品位を調べること。蚕業法により都府県の繭検定所で行なっている。生糸量に関する項目として選除繭歩合生糸歩合繭格に関する項目として解舒率繭糸長がある。かつては繭糸繊度,小節点,繭の整斉度も繭格の増減点として検定の項目に入っていたが,1965年からは採用していない。繰糸の自動化に伴い,繭検定も自動繰糸によるようになった。

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デジタル大辞泉「繭検定」の解説

まゆ‐けんてい【繭検定】

繭取引の公正を期すため、検定用に抽出した繭から実際に糸を繰って品質を判定すること。都府県の繭検定所で行う。

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世界大百科事典 第2版「繭検定」の解説

まゆけんてい【繭検定 cocoon testing】

養蚕農家が作る繭の大部分は製糸業者に販売されるが,その売買取引が公正かつ円滑に行われるよう,取引される荷口の繭について,製糸原料としての経済価値に関係のあるおもな性状を一定の基準によって検査すること。繭の経済価値は,繭を繰糸して得られる生糸量の多少(糸量価値),繭から生糸を作るのに要する加工費の多少(解舒かいじよ)価値),繭から作られる生糸品質の良否(品質価値)の三つの要素にかかわる性状によって評価されるが,繭の性状はカイコ品種蚕期作柄などによって大きく異なる。

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