置戸町(読み)おけとちよう

日本歴史地名大系 「置戸町」の解説

置戸町
おけとちよう

面積:五二七・五四平方キロ

昭和二五年(一九五〇)一月置戸村が町制を施行して成立した常呂ところ郡の自治体。網走支庁管内の南西常呂郡南端の山間にある。北・西は同郡留辺蘂るべしべ町、東は同郡訓子府くんねつぷ町、南は十勝支庁足寄あしよろ陸別りくべつ町・足寄町、同支庁河東かとう上士幌かみしほろ町。南西端の三国みくに山東腹に発した常呂川がかみホロカトコロ川・仁居常呂にいところ川・オンネアンズ川・みどり川などを合せながら町域ほぼ中央部を北東へ貫流する。上ホロカトコロ川との合流点下には昭和五八年に鹿ノ子かのこダムが造られ、おけと湖ができた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「置戸町」の意味・わかりやすい解説

置戸〔町〕
おけと

北海道中東部,常呂川上流域にある町。 1950年町制。町名アイヌ語のオケトゥウンナイ (川尻に獣皮を干す枠木のある川の意) に由来。町域の大部分は,石狩山地の森林地帯で林業発達針葉樹広葉樹の素材生産と,製材,チップ材,合板などの木材加工業が行なわれる。農業は常呂川河谷を中心に,野菜栽培と酪農が行なわれる。国道 242号線が通る。面積 527.27km2人口 2775(2020)。

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