ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美馬市」の意味・わかりやすい解説 美馬〔市〕みま 徳島県中・北部にある市。北端で香川県に,南端で剣山地に接する。東西に吉野川が,南北に支流の穴吹川が流れる。市域の大部分を森林が占め,河川流域の平野部に宅地が広がる。瀬戸内気候に属し一年を通じ温暖だが,山間部においては寒暖の差が大きい。 2005年脇町,美馬町,穴吹町,木屋平村の3町1村が合体し市制。主産業は農林畜産業で,タバコ,コウゾ,ミツマタなどを産するほか,製材,ブロイラーの生産も行なわれる。また美馬では和傘の製造が盛ん。うだつのある脇の町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に,木屋平北部の三木家住宅は国の重要文化財にそれぞれ指定されている。美馬の相栗峠 (あいぐりとうげ) はかつて借耕牛が盛んに往来した。市の南西部は剣山国定公園に属する。国道 193号線,438号線で香川県に通じ,国道 492号線で市の南北が,徳島自動車道,JR徳島線,国道 192号線,439号線で市の東西が結ばれる。面積 367.14km2。人口 2万8055(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「美馬市」の解説 美馬市みまし 2005年3月1日:美馬郡木屋平村・穴吹町・脇町・美馬町が合併・市制施行⇒【木屋平村】徳島県:美馬郡⇒【穴吹町】徳島県:美馬郡⇒【脇町】徳島県:美馬郡⇒【美馬町】徳島県:美馬郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by