穴吹(読み)あなぶき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

穴吹
あなぶき

徳島県中北部,美馬市中部の旧町域。吉野川中流の南岸にある。 1955年穴吹町 (1924年町制) ,口山 (くちやま) 村,古宮 (ふるみや) 村,三島村が合体して穴吹町が発足。 2005年木屋平村,美馬町,町と合体して美馬市となる。中心地区の穴吹は穴吹川が北流して吉野川に合流する地点にある谷口集落徳島線開通後,吉野川南岸の交通が盛んになり発展。製材業の町。タバコ栽培,畜産も行なわれる。穴吹川に沿って国道 492号線が通じ,剣山登山口の一つとなっている。夏は登山客が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

穴吹
あなぶき

徳島県北部、美馬(みま)郡にあった旧町名(穴吹町(ちょう))。現在は美馬市の中部を占める地域。吉野川の中流南岸に位置する。旧穴吹町は、1924年(大正13)町制施行。1955年(昭和30)口山(くちやま)、古宮(ふるみや)、三島(みしま)の3村と合併。2005年(平成17)脇(わき)、美馬の2町および木屋平(こやだいら)村と合併して市制施行、美馬市となった。市街地は吉野川と穴吹川の合流点の段丘上に立地し、穴吹川の谷口集落として発達、現在は市役所の所在地となっている。JR徳島線、国道192号、193号、492号が通じ、剣(つるぎ)山への登山口の一つで、登山客は穴吹駅より山麓(さんろく)までバスを利用する。1976年9月、台風17号により穴吹川水系中流域の古宮地区は大被害を受けた。スギ、ヒノキ、マツ材の産出、クリ、シイタケの栽培、ブロイラー飼育を行う。穴吹川の剣峡は紅葉の名所として知られる。[高木秀樹]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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