一般に昆虫などが多数群れて飛ぶことをいい、swarmingの訳。群飛の多くは生殖に関係している。アリやシロアリでは生殖期に多数の有翅(ゆうし)の雄や雌が群飛を行い、空中または地上で交尾をするが、これらは結婚飛行とよばれる。また、カゲロウやトビケラなどの水生昆虫も羽化した成虫が交尾のための群飛を行う。ユスリカなどの蚊柱(かばしら)も交尾のための群飛の例である。ミツバチでは、女王と多数の働きバチが新女王のいる元のコロニーから分かれることによってコロニーが増えていく(分封(ぶんぽう)とよばれる)が、これも群飛の一種である。中国に分布するワタリバッタは大発生の際に大集団で長距離を移動し、農作物に大被害を与える。これは飛蝗(ひこう)とよばれ、移動のための群飛の例である。
[喜多 実]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...
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