デジタル大辞泉 「羨む」の意味・読み・例文・類語 うら‐や・む【羨む】 [動マ五(四)]《「心うら病やむ」の意》1 他の人が恵まれていたり、自分よりもすぐれていたりするのを見て、自分もそうありたいと思う。「人も―・む仲」2 他人のすぐれた才能や恵まれた状態を不満に思う。「同輩の出世を―・む」[類語]嫉妬・羨ましい・ねたましい・焼き餅・ジェラシー・悋気・おか焼き・法界悋気・妬心・羨望・ねたむ・そねむ・やっかむ・焼く・焼ける 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「羨む」の意味・読み・例文・類語 うら‐や・む【羨】 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 ( 「心(うら)病(や)む」の意 )① 他人が自分より恵まれているのを見て、憎く思う。ねたむ。そねむ。[初出の実例]「嫉妬(ウラヤミねたむこと)有ること無かれ」(出典:日本書紀(720)推古一二年四月(岩崎本訓))「ワガ ワザ バカリ クルシュウデ、ヒトワ シンラウノ ナイカト vrayami(ウラヤミ)」(出典:天草本伊曾保(1593)大海と、野人の事)② 人がすぐれているのを見て、自分もそうなりたいと願う。[初出の実例]「花をめで、とりをうらやみ、かすみをあはれび、つゆをかなしぶ心」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例