( 1 )類義語「ねたし」が中古和文にもかなり見られるのに対し、「ねたまし」はほとんど見られない。これは「ねたまし」が漢文訓読語であったことによるらしく、「源氏物語」にある「ねたましがほ」も漢籍をふまえた表現である。
( 2 )中世以降は両語併存するが、「ねたし」は「ねったし」と促音が入り、感動詞的用法が多くなる。「日葡辞書」で「ねたし」に文書語の注記があるように、近世以降「ねたし」は衰退し、「ねたまし」が一般に用いられるようになった。
4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...