義肢装具士(読み)ギシソウグシ(その他表記)Prosthetist and Orthotist

共同通信ニュース用語解説 「義肢装具士」の解説

義肢装具士

医師の指示の下で義手義足などを作り、必要とする人に装着させることを継続した事業として行うための国家資格。1988年から試験が始まった。受験資格を得るには原則として、養成校として指定されている国内の大学専門学校で専門的な知識技能を習得しなければならないが、年齢国籍不問日本義肢装具士協会(東京)の調査によると、2020年5月時点で約1230人が全国で活動し、うち女性は約15%とみられる。

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知恵蔵mini 「義肢装具士」の解説

義肢装具士

医師の処方により、義肢装具の採型・採寸・製作、その適合・調整、後の心身のケアまでを行う国家資格を持っている者のこと。指定の大学または義肢装具士養成所において義肢装具士として必要な知識や技能を修得したうえで、厚生労働省が行う義肢装具士国家試験に合格することで資格を取得する。同試験は2015年度で第27回となる。試験科目は、臨床医学大要、義肢装具工学、義肢装具材料学、義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学及び義肢装具適合学。

(2014-1-8)

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