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考える人 かんがえるひとLe Penseur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

考える人
かんがえるひと
Le Penseur

ロダン作のブロンズ像。 1880年原型制作。ダンテの『神曲』から想を得た門扉『地獄の門』の中央上段に置かれている,右肘をついて沈思する青年の坐像。のちにこれを拡大して独立像としたときは『詩人』と呼ばれた。大小4種類の像があり,パリのロダン美術館前庭をはじめ,世界各地に数体ある。現在,東京上野の国立西洋美術館の中庭にある像は 1904年の作で,高さ 1.86m。

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デジタル大辞泉の解説

かんがえるひと〔かんがへるひと〕【考える人】

《〈フランス〉Le Penseurロダンの代表的ブロンズ彫刻。沈思する男性座像。群像彫刻「地獄の門」に用いるために造られた。

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デジタル大辞泉プラスの解説

考える人

株式会社新潮社が発行する趣味・専門誌。「シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。」をテーマにした情報を紹介。1、4、7、10月の4日発売。

考える人

フランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの代表作の一つ(原型は1881-82)。原題《Le penseur》。ダンテの『神曲』を題材として、沈思する男性の姿を表現したもの。パリのロダン美術館、日本の静岡県立美術館をはじめ、世界各国20以上の美術館に複製がある。ブロンズ製。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

考える人
かんがえるひと
Le penseur

フランスの彫刻家ロダンの代表作の一つ。1880年に装飾美術陳列館のための正面大扉の制作をフランス政府から依頼されたロダンは、ダンテの『神曲・地獄編』に想を求めて『地獄の門』を制作することとし、その中央上部欄間に設置する要(かなめ)の像としてこの作品を構想した。したがって『考える人』は、地を見下ろし瞑想(めいそう)しているダンテを象徴した像であり、もともとは「詩人」と題するつもりでいた。しかし、たまたま鋳造家がかってによんでいた名称が、今日では通称となっている。1888年に、『地獄の門』とは独立した作品として大きくつくられ、1904年のサロンに出品されてから有名になった。のちに大小4種類の『考える人』がつくられた。東京の国立西洋美術館に収蔵されているのは、なかでももっとも大きな作品(高さ186センチメートル)の一つであり、そのほか京都国立博物館をはじめ、世界各地に大きさの異なる作品がいくつか散在している。[三田村右]

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