…1905年東京振武学校に留学し,中国同盟会に加盟。10年(宣統2)帰国後,桜井忠温の旅順攻防の体験記《肉弾》を翻訳。辛亥革命に参加し陳其美,蔣介石と義兄弟となった。…
…松山の歩兵第22連隊付少尉として日露戦争に出征,旅順で負傷。その体験を書いた《肉弾》(1906)は戦争文学の傑作として有名になり,欧米諸国でも翻訳出版された。24‐30年陸軍省新聞班長,30年少将・予備役。…
※「肉弾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...