デジタル大辞泉 「背負い込む」の意味・読み・例文・類語 しょい‐こ・む〔しよひ‐〕【▽背▽負い込む】 [動マ五(四)]1 たくさん背負う。「重い荷物を―・んで出かける」2 厄介な物事や負債などを心ならずも引き受ける。「友人の借金を―・む」[類語]抱え込む せおい‐こ・む〔せおひ‐〕【背負い込む】 [動マ五(四)]不利なことや負担になることを引き受ける。しょいこむ。「多額の借金を―・む」「病気を―・む」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「背負い込む」の意味・読み・例文・類語 せおい‐こ・むせおひ‥【背負込】 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 背中にすっかり負ってしまう。また転じて、自分に不利な事柄を引き受ける。好ましくないことを受け合う。しょいこむ。[初出の実例]「二三万に渡る買持、安い所で買ったものもあるけれど、〈略〉ただ背負(セオ)ひ込(コ)んでしまふより仕方のない代物である」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉三一) しょい‐こ・むしょひ‥【背負込】 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 引き受けても困ることや迷惑なこと、また、自分の能力以上の負債などを、不本意に引き受ける。病気をうつされることにもいう。[初出の実例]「したきりすずめのばばあ、たびたびおもきつづらにて、ばけものをしょいこみ、なんぎしたりしゆへ」(出典:咄本・鼠の笑(1780)した切すずめ) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例