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胡渭 こい Hu Wei

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

胡渭
こい
Hu Wei

[生]崇禎6(1633)
[没]康煕53(1714)
中国,清初の学者。浙江省徳清県の人。初名は渭生。字は朏明 (ひめい) 。号は東樵。 15歳で県の学生となって太学 (国子監) に入り,特に地理学に精通。徐乾学らが勅命によって『大清一統志』を編纂した際,これに協力。

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世界大百科事典 第2版の解説

こい【胡渭 Hú Wèi】

1633‐1714
中国,清初の学者。字は朏明(ひめい),浙江省徳清県の人。地理学と易学とに詳しく,前者では,徐乾学(1631‐94)を総裁とする《大清一統志》の編纂に参加し,さらに彼自身も最古の地理書である《尚書》禹貢篇を研究し,漢代以来の水流の変遷を明らかにした《禹貢錐指(すいし)》20巻を著した。後者では,《易図明弁》10巻で,朱子学者が尊んだ〈河図洛書〉〈太極図〉は後世の道士の手に成るもので信用できないことを説き,以後これが定説となった。

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世界大百科事典内の胡渭の言及

【易学】より

…明代には来知徳の易注のほかにはみるべきものがないが,天台の教義によって《易》を解釈した藕益智旭(ぐうえきちぎよく)の《周易禅解》が異色である。考証学の栄えた清朝では,易学の分野でも胡渭(こい),恵棟(けいとう),焦循(しようじゆん)などが輩出し,漢易の復元につとめたが,易注を通して自己の気一元論的世界観を展開した,明末・清初の王夫之(船山)が異彩を放っている。なお,スイスの深層心理学者C.G.ユングとその派の人々が《易》のメカニズムに大きな関心を寄せているのは,《易》の現代的意義を考えるうえで注目される。…

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