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脊振山 せふりさん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脊振山
せふりさん

福岡県北西部の福岡市佐賀県東部の神埼市との境にある脊振山地主峰。「せぶりやま」ともいう。標高 1055m。花崗岩からなり,標高 500~600mの高原状をなす隆起準平原脊振山地にそびえる残丘。那珂川や城原川などの水源をなす。古くから山岳仏教の地として栄えた。山頂からの眺望に優れ,気象観測所,自衛隊レーダ基地があり,福岡県側は脊振雷山県立自然公園,佐賀県側は脊振北山県立自然公園にそれぞれ属する。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

脊振山

福岡、佐賀の県境に位置する脊振山系の最高峰(標高1055メートル)。福岡市、佐賀平野有明海玄界灘を一望できる山頂には脊振神社と航空自衛隊脊振山分屯基地のレーダー施設がある。一帯は佐賀県の脊振・北山県立自然公園に指定され、山歩きで親しまれている。

(2011-06-15 朝日新聞 夕刊 1総合)

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大辞林 第三版の解説

せふりさん【脊振山】

福岡県と佐賀県の境にある山。海抜1055メートル。脊振山地の主峰。山頂に背振神社の上宮があり、古く、最澄・空海などが渡唐の際祈願したことで有名。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福岡県(佐賀県)〕脊振山(せふりさん)


福岡・佐賀県境を東西に走る脊振山地の主峰。標高1055m。修験(しゅげん)道の霊山。山頂に脊布利(せふり)神社がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

脊振山
せふりさん

佐賀県北東端、福岡県境にある脊振山地の最高峰。標高1055メートル。花崗(かこう)岩類の山で、佐賀県神埼(かんざき)市脊振町と福岡市早良(さわら)区にまたがる。山頂に脊振神社上宮弁財天(べんざいてん)の石宝殿や航空自衛隊レーダー基地、展望台などがある。石宝殿は、佐賀藩が元禄(げんろく)時代(1688~1704)の福岡藩との境界争論に勝訴したことを後世に伝えるために建立したものである。上宮ヶ岳、弁財天岳ともよばれる。なお、ブナの自然林、気象レーダー、フランス人飛行家ジャピー遭難碑などあり、山越え自動車道も通ずる。脊振北山(ほくざん)(佐賀)、脊振雷山(らいざん)(福岡)の両県立自然公園をなしている。[川崎 茂]

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世界大百科事典内の脊振山の言及

【脊振[村]】より

…人口1935(1995)。北は脊振山(1055m)を境に福岡県に接する。村全体が脊振山地に属し,中央を城原(じようばる)川が南東流する。…

【脊振山地】より

…大部分が花コウ岩からなる断層山地で,全体としてひし形に近く,西北西~東南東方向とこれに直角な方向の多数の断層に沿って谷が発達し,いくつかの地塊に分けられる。北寄りの雷山(らいざん)山地(狭義の脊振山地)は福岡・佐賀両県の県境となり,脊振山地の最高峰の脊振山(1055m),雷山(995m)がある。南西部には天(てん)山(1046m)を最高峰とする天山山地が位置している。…

※「脊振山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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