脳脊髄液減少症(読み)ノウセキズイエキゲンショウショウ

デジタル大辞泉 「脳脊髄液減少症」の意味・読み・例文・類語

のうせきずいえき‐げんしょうしょう〔ナウセキズイエキゲンセウシヤウ〕【脳脊髄液減少症】

脳脊髄液が漏出・産生低下などによって減少することにより、頭痛・頸部痛・めまい・耳鳴りなどの症状が起こる病気。髄液が漏れている部分の硬膜外腔に患者自身の血液を注入し凝固させて塞ぐ、ブラッドパッチと呼ばれる治療が行われている。低髄液圧症候群。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「脳脊髄液減少症」の意味・わかりやすい解説

脳脊髄液減少症
のうせきずいえきげんしょうしょう

脳脊髄液(髄液)の産生低下や、脳と脊髄を包む硬膜を満たしている髄液が外に漏れ出すことによって減少する病態。低髄液圧症候群ともいい、髄液が漏れ出して硬膜外に貯留する病態をとくに脳脊髄液漏出症ということもある。原因としては頭部外傷やスポーツ外傷、交通事故の後遺症(むち打ち損傷)、腰椎穿刺(ようついせんし)などがあげられる。症状は立ち上がったときに頭痛が起こる起立性頭痛、頸部(けいぶ)痛、吐き気、めまい、耳鳴りなどで、腰椎穿刺後にはとくに起立性頭痛がよくみられる。治療は臥床(がしょう)安静や水分摂取のほか、髄液漏出を確認した場合は硬膜外から自家血を注入して漏出部位をふさぐブラッドパッチを行う。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む