荒淫(読み)コウイン

デジタル大辞泉 「荒淫」の意味・読み・例文・類語

こう‐いん〔クワウ‐〕【荒淫】

[名・形動]過度に情欲にふけること。また、そのさま。
「姉さんの旦那をして居ると云う―な外科医に」〈竜胆寺雄・アパアトの女たちと僕と〉
[類語]淫らみだりがわしい卑猥ひわい淫猥いんわい猥褻わいせついやらしい淫靡いんび淫乱いかがわしいエロチックエッチ官能的肉感的扇情的性的あだっぽい色気なまめかしい色っぽいあだ色香つやっぽいあでやか濃艶妖艶あで姿セクシーチャーミングコケットリーコケティッシュエロセクシュアル不身持ち不品行ふしだら不行状不行跡淫蕩好きしゃ好きもの色好み色情狂色気違い自堕落エロい好色多淫放蕩遊蕩邪淫姦淫かんいん淫奔いんぽん漁色酒色すけこましジゴロ尻軽きわどい淫婦女たらし女狂い

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精選版 日本国語大辞典 「荒淫」の意味・読み・例文・類語

こう‐いんクヮウ‥【荒淫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 色にふけってみだらであること。過度に情欲にふけること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「此時に斉哀公荒淫なり」(出典:史記抄(1477)三)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐襄公二八年〕

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