最新 地学事典 「自然テルル」の解説
しぜんテルル
自然テルル
tellurium
化学組成Teの鉱物。少量のSeが入りうる。三方晶系,空間群P3121,格子定数a0.4445nm, c0.591,単位格子中3原子含む。錫白色不透明で金属光沢を有する柱状・針状結晶,通常は柱状~微粒状塊。劈開{
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
翻訳|tellurium
tellurium
化学組成Teの鉱物。少量のSeが入りうる。三方晶系,空間群P3121,格子定数a0.4445nm, c0.591,単位格子中3原子含む。錫白色不透明で金属光沢を有する柱状・針状結晶,通常は柱状~微粒状塊。劈開{
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
非金属元素鉱物のひとつ。浅熱水性金・銀鉱床中に産し、金・銀テルル化鉱物を伴うこともあり、脈石鉱物は石英で、重晶石を伴うことがある。自然テルルを含む石英脈は多く微粒のテルル石による黄色の染み込みをもち、テルルの存在の目印となる。北海道札幌市手稲(ていね)鉱山(閉山)、静岡県下田(しもだ)市河津(かわづ)鉱山(閉山)のものは世界的に有名で、とくに前者からは錐(すい)面の発達した六角柱状の結晶が知られている。
[加藤 昭]
…30種以上の元素鉱物が知られている。元素鉱物には,自然金Au,自然銀Ag,自然銅Cu,自然鉄Fe,自然ニッケル鉄(Ni,Fe),自然白金Pt,自然ルテニウムRu,イリドスミン(Os,Ir),オスミリジウム(Ir,Os)などの金属元素鉱物,自然ヒ(砒)(別名,自然ヒ素)As,自然アンチモンSb,アレモン鉱AsSb,自然ソウ鉛Bi,自然テルルTeなどの半金属元素鉱物,および自然硫黄S,グラファイトC,ダイヤモンドCの非金属元素鉱物の3亜類がある。自然金は,各種金銀鉱床(熱水鉱脈鉱床,接触交代鉱床)中におもに石英に伴われて産する。…
※「自然テルル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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