自虐的(読み)じぎゃくてき

精選版 日本国語大辞典 「自虐的」の意味・読み・例文・類語

じぎゃく‐てき【自虐的】

〘形動〙 自分で自分のことを苦しめるさま。みずからを責めさいなむさま。
寒風(1941‐42)〈川端康成〉「どんなに自虐的と見える作品でも、畢竟すべての文学は、自己弁護であり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「自虐的」の意味・読み・例文・類語

じぎゃく‐てき【自虐的】

[形動]自分で自分のことを苦しめるさま。自らを責め立てるさま。「自虐的な発言」
[類語]自罰的内罰的悲観的自嘲自暴自棄被虐自己嫌悪マゾヒスティックペシミスチックペシミズムペシミスト否定的消極的後ろ向きマイナス思考ネガティブ厭世的厭世観厭世主義絶望的被虐性愛性的倒錯刹那的享楽的快楽主義刹那主義退廃的デカダンデカダンス虚無的堕落自堕落マゾヒズムマゾヒストエム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android