自嘲(読み)ジチョウ

デジタル大辞泉 「自嘲」の意味・読み・例文・類語

じ‐ちょう〔‐テウ〕【自嘲】

[名](スル)自分で自分をつまらぬものとして軽蔑すること。「自嘲するような薄笑い」
[類語]嘲笑嗤笑冷笑物笑いおとしめる嘲る見下す見くびる侮る見下げる卑しめる蔑む嘗める辱める虚仮こけにする馬鹿にする泥を塗る愚弄翻弄嘲弄軽蔑軽侮侮蔑侮辱陵辱蔑視自虐的自罰的内罰的悲観的自暴自棄被虐自己嫌悪マゾヒスティックペシミスチックペシミズムペシミスト否定的消極的後ろ向きマイナス思考ネガティブ厭世的厭世観厭世主義絶望的被虐性愛性的倒錯刹那的享楽的快楽主義刹那主義退廃的デカダンデカダンス虚無的堕落自堕落マゾヒズムマゾヒストマゾヒスティックエムマゾ

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精選版 日本国語大辞典 「自嘲」の意味・読み・例文・類語

じ‐ちょう‥テウ【自嘲】

  1. 〘 名詞 〙 自分で自分をあざけり笑うこと。自分自身をつまらないだめな人間だと軽蔑すること。
    1. [初出の実例]「自嘲不是朝参鬧、晏起難此隠士情」(出典:孔雀楼文集(1774)春日早行)
    2. 「『どうも悲憤慷慨だ』と、恭吾は、自嘲するやうに笑った」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉霧夜)
    3. [その他の文献]〔白居易‐詩題〕

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