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臭腺 シュウセン

4件 の用語解説(臭腺の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

しゅう‐せん〔シウ‐〕【臭腺】

動物のもつ、強いにおいの液を分泌する腺。スカンクの肛門腺、シカの眼下腺、カメムシの後胸腺など。悪臭腺。臭液腺。

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうせん【臭腺 stink gland】

動物の強いにおいのある分泌液をだす腺。脊椎動物では皮膚腺の特殊化したもののことであり,その所在はさまざまであるが,においを発する物質を分泌することからこのように呼ばれる。よく知られている臭腺としては,哺乳類ではイタチ,スカンクの肛門腺ジャコウジカジャコウネコ麝香(じやこう)腺ウサギの鼠径(そけい)腺,ニホンカモシカの眼下腺などがある。トガリネズミの体側に発達している放臭腺などのように定まった名前のつけられていない臭腺も多い。

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大辞林 第三版の解説

しゅうせん【臭腺】

動物の強い臭気のある液を分泌する腺。哺乳類ではイタチ・スカンクの肛門腺、ジャコウジカ・ジャコウネコの麝香じやこう腺がよく知られる。前者は護身用、後者は異性の誘引に役立つ。昆虫のカメムシ類・ゴミムシ類にもある。臭液腺。悪臭腺。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

臭腺
しゅうせん
stink gland

動物がもつ、強いにおいのある液を分泌する腺をいう。臭液腺または悪臭腺ともいい、皮脂腺が特殊化したものである。脊椎(せきつい)動物および無脊椎動物にみられ、前者は多細胞腺、後者は単細胞腺からなる。哺乳(ほにゅう)類ではシカ、カモシカ、レイヨウなどにある眼下腺、指間腺、中足腺、鼠径(そけい)腺、イヌやネコなどにある肛門(こうもん)腺、ジャコウネコの会陰嚢(えいんのう)、ジャコウネコやビーバーの包皮嚢などがあり、主として縄張りのにおいづけや異性の誘引などに用いるが、スカンクの肛門腺のように、液を発射して護身に用いるものもある。昆虫ではカメムシ類(クサガメ)、ハサミムシ、チャバネゴキブリなどにみられる。[吉行瑞子]

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世界大百科事典内の臭腺の言及

【肛門腺】より

…哺乳類の肛門付近にある1対の外分泌腺で,皮膚腺の特殊化したものである。食肉目の動物,とくにイタチやスカンクで発達しており,臭気ある物質を分泌することから臭腺とも呼ばれる。イタチでは〈最後っペ〉をつくる器官として有名である。…

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