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興隆遺跡 こうりゅういせき Xing-long

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

興隆遺跡
こうりゅういせき
Xing-long

中国河北省興隆県にある戦国時代の燕の製鉄遺跡。 1953年に発見され,87点の鉄製鋳型が出土し,翌年に一部調査が行われた。発見された鋳型には鍬,鋤,鎌,斧,鑿,車具などの笵があり,鉄製の金属鋳型を用いて鋳造鉄器を製作するという高度の技術が,戦国時代にすでに存在していたことが明らかとなった。

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百科事典マイペディアの解説

興隆遺跡【こうりゅういせき】

中国,河北省興隆県で1953年発見された戦国時代の鉄器製作の遺跡。鋤・钁(かく)・鎌・斧・鑿(のみ)と車軸など87個の鋳型が出土した。その後の調査で焼土層,鉄鉱石塊・木炭・草泥を含む灰層も出土,付近からは鉄鉱石の採石坑も発掘されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうりゅういせき【興隆遺跡 Xīng lóng yí zhǐ】

中国,河北省興隆県寿王墳地区で1953年に発見された鉄器鋳造遺跡。出土した遺物は戦国時代後期に属するものが主で,戦国時代燕国の鉄器鋳造遺跡と考えられている。鉄器を鋳造するには一般に陶笵を用いたが,興隆遺跡からは多数の鉄笵が出土している。鉄笵の利点は,連続使用にたえ,鋳成された器物にあまり加工を加える必要がなく,生産能率と資力節減の効果があるところにある。興隆遺跡の鉄笵は40対87点あり,钁(かく)笵,鋤笵,鎌笵,斧笵,鑿笵,車具笵がある。

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