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舞車 マイグルマ

デジタル大辞泉の解説

まい‐ぐるま〔まひ‐〕【舞車】

祭礼のときに出す山車(だし)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

まいぐるま【舞車】

能の曲名。四番目物。非現行演目。作者不明。シテは鎌倉の男。遠江の見付(みつけ)では祇園会の当日泊まり合わせた旅人に,東西の舞車の上で舞を舞わせる習慣だった。祭りを明日に控えて舞の係り(ワキ)が待ち受けていると,鎌倉の男(シテ)が来かかるので舞を所望する。男は,都から連れ帰った女が留守中に父親から追い出されたので,探し求めて都に上る道中だった。翌日になり,西の舞車では旅の女性(ツレ)が《美人揃の曲舞(びじんぞろえのくせまい)》を舞う。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

まいぐるま【舞車】

祭礼の山車だし

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の舞車の言及

【立合】より

…2座または2者が別々の曲を出して競う場合と,同一曲を相舞(あいまい)で競う場合があった。古くから行われており,廃曲の能《舞車(まいぐるま)》は,東西に二つの舞車(祭礼の山車(だし))を仕立て,その上で別曲を演じるという趣向である。世阿弥の《風姿花伝(ふうしかでん)》には,猿楽の〈勝負の立合の手立て〉が,《申楽談儀(さるがくだんぎ)》には立合の心得などが述べられている。…

【闌曲】より

…闌曲は独吟(どくぎん)が原則だが,観世流小鼓には,闌曲の譜としてシテ方観世流の相手をする一調(いつちよう)の譜があるという。現行の闌曲は62曲で,17曲は現在も能として上演されている曲の一節(《花筐(はながたみ)》など)であり,45曲は《松浦物狂》や《横山》《舞車》のように,能としては上演されなくなった曲か,《東国下》や《西国下》のように最初から謡い物として作られた曲である。いずれも,最高の芸位と技巧を必要とする謡い物である。…

※「舞車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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