コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

航空書簡 こうくうしょかんaerogramme; air letter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

航空書簡
こうくうしょかん
aerogramme; air letter

外国あて航空郵便に用いられる,封筒と便箋とを兼ねた郵便物。世界のどの地域にあてたものでも,割安の均一料金で航空便により差立てることができる。その形状は万国郵便条約によって,1枚の紙から成り,折りたたむと郵便葉書と同じ大きさであること,表面に"Aerogramme"と印刷してあること,などが規定されている。また差出しに際して,ほかのものを封入したり,添付したりすることはできない。日本では 1949年3月1日に初めて発行された。一般には郵政事業庁発行のものが用いられるが,一定の条件により私製することもできる。普通「エログラム」と呼ばれる

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

こうくう‐しょかん〔カウクウ‐〕【航空書簡】

外国あての、封筒と便箋を兼ねた航空郵便物。料金は世界各地均一。エアログラム。エアレター

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

航空書簡【こうくうしょかん】

エログラムとも。料金が割安で世界のどこへでも90円均一で出せる。航空書簡にはどんな物品も封入したり,張り付けたりできない。→国際郵便
→関連項目航空郵便

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

航空書簡
こうくうしょかん
arogrammeフランス語

航空郵便用の折畳み式用箋(ようせん)。官製のものには料金が印刷してあり、封筒と便箋を兼用したもので、かならず「arogramme(エログラム)」の文字が入っている。内側に通信文を書き、世界中どこへでも均一料金で送ることができる。第二次世界大戦中に誕生したもので、日本では第二次世界大戦後の1949年(昭和24)から発行されている。2006年(平成18)からは、25グラムを超えない範囲で、写真などの薄い物を同封できるようになった。料金は90円(2011年時点)。なお私製のものには同額の切手をはることが必要である。[園山精助]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の航空書簡の言及

【郵便】より

…また,おもな特殊取扱いには書留,受取通知(国内郵便の配達証明とほぼ同じ制度で,受取人が受領の署名をする),速達(名あて地の配達局に到着後特別の配達員によって配達される),保険(国内郵便の書留と同様の制度で,事故の場合に保険金額を限度とした実損額が賠償される)の取扱いがあるが,その種類によっては取り扱っていない国や取扱いに一定の制限を加えている国もある。このほか国際郵便はがき(世界各国航空便70円,船便60円の均一料金),航空書簡(エログラムaerogramme。1枚の紙で封筒と便せんを兼ねたもので,料金は世界中どこへでも90円の均一料金)や国際返信切手券(相手側に郵便料金を負担させずに返事がもらいたいとき等に使われるもので,世界中どこでも通用し,相手国で返信切手券に対応する郵便切手と引き換えられる。…

※「航空書簡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報