日本歴史地名大系 「船橋遺跡」の解説
船橋遺跡
ふなはしいせき
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
大阪府柏原(かしわら)市古町と藤井寺市船橋に属する複合遺跡。18世紀初め、大和(やまと)川の流路改修が行われた結果、河床が破壊され、縄文時代以降の各種の遺物・遺構が露呈するに至った。1951年(昭和26)の寺跡などの遺構調査、1956年から1960年の遺構分布調査が大阪府教育委員会によって行われた。飛鳥(あすか)・奈良時代の寺院跡のほか、弥生(やよい)時代の墓、古墳時代の住居、古代・中世の集落遺構が、東西約1キロメートルの範囲に分布していた。調査に伴って、縄文時代晩期の船橋式土器、須恵器(すえき)出現前後の土器、奈良時代の土器などについて、その組成と編年案が提示され、畿内(きない)の土器研究に新知見を加えた。河床のため、遺構の大部分は調査後に流失した。
[原口正三]
『『大阪府の文化財』(1962・大阪府教育委員会)』
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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