デジタル大辞泉 「色度」の意味・読み・例文・類語 しき‐ど【色度】 《chromaticity》明度を除いた光の色、色相と彩度を数量的に表示したもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「色度」の意味・読み・例文・類語 しき‐ど【色度】 〘 名詞 〙 ( [英語] chromaticity の訳語 ) 光学的に数値として表示された色の性質、およびその数値。色を構成する赤・緑・青の基本三色光の刺激度を物理的に定量測定したもの。色の色相と彩度を同時に表示したもので、光学的表色法として国際的に用いられる。〔電気工学ポケットブック(1928)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「色度」の意味・わかりやすい解説 色度 (しきど)chromaticity 光の色の特性を表すのに用いられる概念。色の特性をx-yの直交座標の数値で表示する色度図において用いられ,x=0.23,y=0.65の色度のような表現になる。あるいは色度図上で読み取ることのできる主波長と純度を使って色度を表現することもできる。いずれにしても国際照明委員会(CIE)のXYZ表色系あってのことばである。色度は定量的という点では優れているが,色みとかあざやかさなどと直感的に結びつかないのが弱点ともいえる。→色執筆者:池田 光男 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「色度」の意味・わかりやすい解説 色度しきどchromaticity 目で感じる色は明るさと色の性質とによって決るが,明るさを無視した色の性質を色度という。色度を表わすにはいくつかの方法があるが,一般的には主波長と純度との組合せにより,またはその色に含まれる三原色の割合によって表わされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
百科事典マイペディア 「色度」の意味・わかりやすい解説 色度【しきど】 光の色の特性を表す概念。明度の差は無視して,色の特性をx−y直交座標の数値として示したもの。→色度図 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報