甘美(読み)カンビ

デジタル大辞泉の解説

かん‐び【甘美】

[名・形動]
味が程よく甘くて、うまいこと。また、そのさま。「甘美な菓子」
心地よくうっとりとした気持ちにさせること。また、そのさま。「甘美な夢」「甘美な音楽」
[派生]かんびさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かんび【甘美】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
甘くて味のよい・こと(さま)。 「 -な果実」
うっとりと快く楽しい・こと(さま)。 「 -な陶酔に浸る」
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

かん‐び【甘美】

〘名〙 (形動)
① とろけるように甘くて味のよいこと。また、そのさま。うまいあじわい。
※今昔(1120頃か)一「甘美(かんび)の飲食(おんじき)を盛て仏の御許(みもと)に詣(いた)るに」 〔漢武内伝〕
② 感覚に甘くこころよく感じること。とろけるように気持のよいさま。
※異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉五「それは〈略〉甘美にして芳烈なる芸術であった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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