新撰 芸能人物事典 明治~平成 「若柳寿童」の解説
若柳 寿童(2代目)
ワカヤギ ジュドウ
若柳 寿童(初代)
ワカヤギ ジュドウ
- 職業
- 日本舞踊家(若柳流)
- 肩書
- 若柳流創始者
- 本名
- 若林 勇吉
- 別名
- 前名=花柳 芳松(2代目),若柳 吉松(ワカヤギ キチマツ)
- 生年月日
- 弘化2年 6月23日
- 出生地
- 江戸・吉原(東京都)
- 経歴
- 江戸吉原の引手茶屋・若水に生まれる。6歳の春から舞踊を習い、13歳で花柳流の流祖・花柳寿輔の門に入り、15歳の時花柳芳松の名を与えられた。万延元年から守田座へ振付師として出勤、明治初期から花柳界(柳橋)の踊師匠として活躍した。師匠没後、28年若柳吉松と改名し別派(若柳流)を結成、以来名手の誉高く、38年61歳の時寿童と改名。大正4年引退。芸風は端麗にして柔和をもって知られた。
- 没年月日
- 大正6年 7月22日 (1917年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報