デジタル大辞泉 「菊芋」の意味・読み・例文・類語 きく‐いも【菊芋】 キク科の多年草。高さ1.5~3メートル。茎・葉に粗い毛がある。葉は長楕円形。秋、黄色の大きな頭状花を開く。地下茎は塊状でイヌリンを含み、食用、またはアルコール・果糖の原料にする。北アメリカの原産で、救荒作物として栽培されたが、野生化している。からいも。《季 秋》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「菊芋」の意味・読み・例文・類語 きく‐いも【菊芋】 〘 名詞 〙 キク科の多年草。北アメリカ原産で、文久年間(一八六一‐六四)渡来したといわれる。まれに、庭に植えられるが、全国に広く野生化している。全体に粗毛があり、茎は高さ一~三メートルぐらいになる。葉は長柄をもち、卵形で、縁には細かい鋸歯(きょし)がある。秋、枝の先端に径五~一〇センチメートルの黄色の頭花をつける。周辺花は一二~二一個の舌状花からなる。地下の塊茎は食用や飼料用にするほか、イヌリンを含むので果糖をつくり、アルコールの原料ともする。エルサレムきくいも。《 季語・秋 》 〔日本植物名彙(1884)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「菊芋」の解説 菊芋 岐阜県恵那市、熊本県阿蘇郡で生産されるイモ類。北アメリカ原産で、日本には江戸時代末期に家畜の肥料用として導入され、その後各地に定着した。岐阜県では名物の味噌漬けや粕漬けに加工される。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
動植物名よみかた辞典 普及版 「菊芋」の解説 菊芋 (キクイモ) 学名:Helianthus tuberosus植物。キク科の多年草,園芸植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報