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葛西念仏 カサイネンブツ

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デジタル大辞泉の解説

かさい‐ねんぶつ【葛西念仏】

葛西踊り」に同じ。
歌舞伎下座音楽の一。葛西踊りの囃子(はやし)を模したもので、鉦(かね)と太鼓を三点ずつ一緒に打つ。農家・仏寺・土手などの寂しい場面や、立ち回り、殺し場に用いる。

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世界大百科事典 第2版の解説

かさいねんぶつ【葛西念仏】

江戸中期に江戸の葛西地方に流行した念仏踊で,近世初頭に常陸の泡斎(ほうさい)坊が唱導した〈泡斎念仏〉という乱舞形式の念仏踊の流れをくむ。泡斎念仏が気違念仏といわれたように一定の形式を持たず,物に狂ったように鉦・太鼓を笛にまじえて打ち鳴らし踊りながら江戸市中の大路を徘徊したが,幕末には衰滅した。葛西は同じころ葛西囃子を生み,半田行人はんだぎようにん)(願人坊主)を生んだように独特の風土があった。【西角井 正大】

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大辞林 第三版の解説

かさいねんぶつ【葛西念仏】

江戸中期、武蔵国葛西に始まり江戸の市中を踊りまわった一種の踊り念仏。鉦かね・太鼓に笛を吹き念仏を唱えながら踊り歩いた。泡斎念仏。葛西踊り。
から出た、歌舞伎の下座音楽。鉦や太鼓・三味線を用い、物売りの出入りや寺院など寂しい場面、また立ち回りなどに用いる。

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世界大百科事典内の葛西念仏の言及

【泡斎念仏】より

…江戸時代初期から中期にかけて行われた。とくに江戸の葛西(かさい)地方で流行したので葛西念仏ともいう。慶長(1596‐1615)のころ,常陸(ひたち)(茨城県)の泡斎坊という僧が勧進のために始めたと伝える。…

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