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泡斎念仏 ホウサイネンブツ

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デジタル大辞泉の解説

ほうさい‐ねんぶつ〔ハウサイ‐〕【泡斎念仏】

念仏踊りの一種。江戸初期、常陸(ひたち)の僧泡斎が、寺院修理の勧進のために江戸市中で始めたもの。数人一団となって、造花を笠に挿し、太鼓・鉦(かね)を鳴らし、踊り狂いながら家々を回って銭を乞い歩いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほうさいねんぶつ【泡斎念仏】

踊念仏の一種。江戸時代初期から中期にかけて行われた。とくに江戸の葛西(かさい)地方で流行したので葛西念仏ともいう。慶長(1596‐1615)のころ,常陸(ひたち)(茨城県)の泡斎坊という僧が勧進のために始めたと伝える。《本朝世事談綺》には,〈泡斎という狂人の法師ありて,町小路を奔(はし)る。わらんべあつまり,気違よ泡斎よとはやせり〉とあり,鉦,太鼓を打ち噺しての狂乱的な踊念仏であったようである。【西角井 正大】

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大辞林 第三版の解説

ほうさいねんぶつ【泡斎念仏】

念仏踊りの一種。花や唐草のようなものを飾った笠の縁に布を垂れ、太鼓を担いで鉦かねを手にし、一団となって激しく踊りながら米や銭を乞い歩いたもの。慶長(1596~1615)頃、常陸国の泡斎という僧が寺院建立のために行なったことから始まるという。初めは僧形であったが、のちには俗体の芸人が踊った。

出典|三省堂
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