デジタル大辞泉
「蒲生田岬」の意味・読み・例文・類語
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蒲生田岬 (かもだみさき)
徳島県東部に位置する岬。四国の東端にあたる。〈がもうだみさき〉ともいう。紀伊水道と太平洋の玄関口をなし,灯台が高さ50mの絶壁上に立つ。灯台下付近には湿原植物群落がみられ,ヒメガマ,テツホシダが自生する。浜はアカウミガメの産卵地として知られ,夏にはキャンプ場,海水浴場となり,民宿もある。対岸の椿泊とは船の便があり,国道55号線から車の入る道路も整備された。灯台は1978年より有線ロボット化され,気象データを1日24回送信する。
執筆者:高木 秀樹
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蒲生田岬
かもだみさき
「がもうだみさき」ともいう。四国最東端の岬。徳島県阿南(あなん)市に属する。東西約7キロメートルの半島の先端部で、和歌山県日ノ御埼(ひのみさき)に対して紀伊水道と太平洋を分ける。岬の東端には灯台があり、灯台下は50メートルの断崖(だんがい)となっている。灯台下の湿原植物群落にはヒメガマ、テツホシダが自生し、またキャンプの好適地。砂浜はアカウミガメの産卵地として知られる。一時、原子力発電所設置計画があったが住民の反対で解消した。防潮堤の内側に民宿や小学校がある。一帯は室戸阿南海岸国定公園に含まれる。
[高木秀樹]
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蒲生田岬
かもうだみさき
「かもだみさき」「がもうだみさき」ともいう。徳島県東部で紀伊水道に突出する四国最東端の岬。阿南市に属する。沖合い約 6kmに伊島,前島がある。付近は岩礁が多くアワビ,ブリなどの好漁場。北の砂浜はウミガメの産卵地でもある。室戸阿南海岸国定公園に属する。
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世界大百科事典(旧版)内の蒲生田岬の言及
【蒲生田岬】より
…徳島県東部に位置する岬。四国の東端にあたる。〈がもうだみさき〉ともいう。紀伊水道と太平洋の玄関口をなし,灯台が高さ50mの絶壁上に立つ。灯台下付近には湿原植物群落がみられ,ヒメガマ,テツホシダが自生する。浜はアカウミガメの産卵地として知られ,夏にはキャンプ場,海水浴場となり,民宿もある。対岸の椿泊とは船の便があり,国道55号線から車の入る道路も整備された。灯台は1978年より有線ロボット化され,気象データを1日24回送信する。…
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