デジタル大辞泉
「蓋し」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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けだし【蓋・盖】
- 〘 副詞 〙
- ① あり得る事態を想定する時の、肯定的な仮定の気持を表わす語。ひょっとすると。もしかすると。けだしく。
- [初出の実例]「古に恋ふらむ鳥は霍公鳥(ほととぎす)盖(けだし)や鳴きし吾が思へる如(ごと)」(出典:万葉集(8C後)二・一一二)
- ② 判断を下す時の、多分に確信的な推定の気持を表わす語。多分。おそらく。思うに。けだしく。
- [初出の実例]「是の談(ものかたりこと)、蓋(ケタシ)幽深(ふか)き致(むね)有(あ)らし」(出典:日本書紀(720)神代上(兼方本訓))
蓋しの語誌
( 1 )この語は「けだしく」と形容詞連用形のような形に語形拡張しても用いられる。
( 2 )平安時代以降は、ほとんど漢文訓読系の資料にのみ用いられている。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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