デジタル大辞泉 「正に」の意味・読み・例文・類語
まさ‐に【正に】
1 ある事が確かな事実であるさま。まちがいなく。本当に。「事実は
2 実現・継続の時点を強調するさま。ちょうど。あたかも。「彼は
3 《漢文訓読から起こった用法》
㋐(「当に」とも書く。「まさに…べし」などの形で)当然あることをしなければならないさま。ぜひとも。「学生たる者
㋑(「将に」とも書く)(「まさに…せんとする」などの形で)ある事が実現しそうだという気持ちを表す語。今にも。「飛行機が
4 (主に、あとに反語表現を伴って)どうして…しようか。
「あやしかりつるほどのあやまりを、―人の思ひとがめじや」〈源・紅葉賀〉
[類語]本当・まことに・