蔓豆(読み)ツルマメ

デジタル大辞泉 「蔓豆」の意味・読み・例文・類語

つる‐まめ【×蔓豆】

マメ科の蔓性一年草原野に生える。茎は他に絡みつき、全体細毛密生。葉は長楕円形の3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、紅紫色蝶形花ちょうけいかを開く。種子ダイズに似て、ダイズの原種といわれる。のまめ。

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精選版 日本国語大辞典 「蔓豆」の意味・読み・例文・類語

つる‐まめ【蔓豆】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科のつる性一年草。本州、四国、九州、シベリア東部、朝鮮、中国の原野に生える。茎は長くのびて他物にからむ。全体に黄褐色の細毛を密生する。葉は狭楕円形ないし披針形の三個の小葉からなる。夏から秋にかけ、葉腋にごく短い総状花序を出し紫色の小さな蝶形花を三~四個ずつつける。莢は長さ二~三センチメートル、褐色の長毛で密におおわれ、二~三個の種子を含む。ダイズに極めてよく似ていて、ダイズの原種と考えられている。家畜飼料水田肥料にする。漢名、鹿藿。のまめ。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蔓豆」の解説

蔓豆 (ツルマメ)

学名Glycine soja
植物。マメ科のつる性一年草

蔓豆 (ツルマメ)

植物。マメ科のつる性一年草,園芸植物,薬用植物。フジマメの別称

蔓豆 (ツルマメ)

植物。マメ科の越年草,園芸植物。エンドウの別称

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