デジタル大辞泉 「薄寒い」の意味・読み・例文・類語 うす‐ざむ・い【薄寒い】 [形][文]うすざむ・し[ク]《「うすさむい」とも》かすかに寒さを感じる。うそさむい。うすらさむい。「春の宵はまだ―・い」[派生]うすさむさ[名][類語]薄ら寒い・寒い・肌寒い・寒寒・深深・凜凜・冷え込む・うそ寒い 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「薄寒い」の意味・読み・例文・類語 うそ‐さむ・い【薄寒】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]うそさむ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「うそ」は接頭語。「うそざむい」とも )① なんとなく寒々とした感じである。うすさむい。うすらさむい。[初出の実例]「うそさむくなりたれば」(出典:四河入海(17C前)一八)② 秋の冷気が、なんとなく寒々と身に感じられる。《 季語・秋 》[初出の実例]「伊勢の蜑の息つく音やうそ寒き〈何処〉」(出典:俳諧・薦獅子集(1693))薄寒いの派生語うそさむ‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙薄寒いの派生語うそさむ‐さ〘 名詞 〙 うす‐さむ・い【薄寒】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]うすさむ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「うすざむい」とも ) 少し寒さを身に感じる。なんとなく寒々とした感じである。うすらさむい。うそさむい。[初出の実例]「何だか薄寒(ウスサム)くなって来た」(出典:人情本・郭の花笠(1836)二)薄寒いの派生語うすさむ‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例