藻玉(読み)モダマ

デジタル大辞泉の解説

も‐だま【藻玉】

マメ科の常緑蔓植物(つるしょくぶつ)。暖地海岸自生。葉は羽状複葉で、卵形の小葉が二対ずつつき、葉軸の先は巻きひげとなる。花は小さく、穂状につく。実は平たいさやで、長さ1メートルにもなって垂れ下がる。種子は扁球状で直径5~7センチくらいになり、印籠(いんろう)などを作った。もだまづる。

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大辞林 第三版の解説

もだま【藻玉】

マメ科の常緑つる性木本。熱帯地方の海岸に生える。日本では屋久島・沖縄に自生。葉は羽状複葉で、小葉は倒卵形革質。春、開花。豆果は長さ50センチメートル 以上になり、硬く平たい大形の種子がある。種子がしばしば漂着するのでこの名がある。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

藻玉 (モダマ)

学名:Entada phaseoloides
植物。マメ科の常緑つる性植物

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精選版 日本国語大辞典の解説

も‐だま【藻玉】

〘名〙 マメ科の常緑つる性木本。屋久島以南の熱帯地方の林内に生える。葉は二回羽状複葉で小葉は各羽片に一~二対ずつつき、中軸の先端は巻ひげになって他物にからむ。小葉は長楕円形または卵形で長さ三~八センチメートル。春から夏、葉腋またはその付近や枝先に黄緑色の蝶形花が穂状に集まって咲く。豆果は長大で長さ約一メートルになり、種子は径約五センチメートル、円形で扁平、暗褐色。種子で印籠や楊子入れなどを作る。漢名、榼藤子。もだまづる。《季・秋》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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