虹鱒(読み)ニジマス

デジタル大辞泉 「虹鱒」の意味・読み・例文・類語

にじ‐ます【虹×鱒】

サケ科淡水魚全長約50センチ。体色は暗青色で背面・背びれ・尾びれに小黒点が散在し、体側紅色の帯が縦に走る。北アメリカ原産で、日本へは明治10年(1877)以降移入、湖沼渓流に放流され釣り魚にも利用。食用。平成27年(2015)、産業管理外来種指定レインボートラウト 夏》
[類語]桜鱒姫鱒

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精選版 日本国語大辞典 「虹鱒」の意味・読み・例文・類語

にじ‐ます【虹鱒】

  1. 〘 名詞 〙 サケ目サケ科の魚。全長六〇センチメートルぐらいになる。体の側方から背方にかけて多くの小黒点がある。全長一五センチメートルぐらいになると体側に美しい赤紫色の縦帯が現われ、名もこの縦帯にちなむ。原産地では降海型もあり、全長一メートルにもなる。北アメリカ大陸西部原産で、日本には明治一〇年(一八七七)以降発眼卵が数回にわたり輸入された。現在は日本の重要な養殖用淡水魚。河川を利用した釣堀用の魚として人気がある。従来、ニジマス属(Salmo)に属するとされたが、近年サケ属に属するとされる。《 季語・夏 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「虹鱒」の解説

虹鱒 (ニジマス)

学名Salmo gairdneri
動物。サケ科の淡水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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