精選版 日本国語大辞典 「姫鱒」の意味・読み・例文・類語
ひめ‐ます【姫鱒】
〘名〙 ベニザケの陸封型。全長約三〇センチメートルに達する。原産地は北海道の阿寒湖・チミケップ湖で、現在は支笏湖・十和田湖など各地に移殖。肉は美味。釣りの対象魚として有名。カバチェップ。チップ。《季・春‐夏》
※我羊独語(1929)〈品川義介〉大町桂月翁を懐ふ「沼に舟うけ姫鱒(ヒメマス)釣って風呂で月見る山の中」
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