デジタル大辞泉
「桜鱒」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さくら‐ます【桜鱒】
- 〘 名詞 〙 サケ科の魚。全長六〇~七〇センチメートルに達する。春、桜の花の咲く頃に産卵のため海から川へさかのぼってくるのでこの名がある。産卵期は秋で、普通、河川で約四か月過ごした後に、上流の砂礫底に産卵する。孵化した稚魚は一、二年を川ですごし、のち、一部の個体は海に下りサクラマスとなる。海で満一か年をすごして再び生まれた川へもどる。地域により孵化した稚魚の一部またはほとんどの個体が淡水域に留まり、一生をそこですごす。これが陸封型で、ヤマメ(北海道・東北地方ではヤマベ)とよぶ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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桜鱒 (サクラマス)
学名:Oncorhynchus masou
動物。サケ科の遡河性魚
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の桜鱒の言及
【マス(鱒)】より
…サケ目サケ科のサケ属,ニジマス属,イワナ属に属するマス類の総称。学術的には,サケ属のサクラマスOncorhynchus masouを指すが,一般的には,味の落ちる魚である[カラフトマス](イラスト)O.gorbuschaを指し,サクラマスはホンマスと呼ばれ区別して使われることが多い。マスと呼ばれる魚としては,このほかに[ヒメマス],[ニジマス](イラスト)(一般に養殖されているマスは本種),[カワマス](イラスト),[ビワマス],[マスノスケ],クニマスなどがある。…
※「桜鱒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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