血の出るよう(読み)チノデルヨウ

関連語 限り 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「血の出るよう」の意味・読み・例文・類語

ち【血】 の 出(で)るよう

  1. 非常な辛苦、努力をするさまのたとえ。血のにじむよう。
    1. [初出の実例]「私們(わたしたち)のやうな婆連(ばあたれ)の、一分や一分足らずの玉(ぎょく)で、一割と云ふ血(チ)の出(デ)るやうな積立までしてさ」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む