力一杯(読み)チカライッパイ

デジタル大辞泉 「力一杯」の意味・読み・例文・類語

ちから‐いっぱい【力一杯】

[副]持っている力を全部出すさま。力の限り。精いっぱい。「力一杯引っ張る」「力一杯声援する」
[類語]精一杯極力力任せ精精鋭意体当たり燃焼力ずく腕ずく根限り力の限りしゃかりきがりがり血の出るよう求めて奮って積極的自発的能動的意識的主体的意図的意欲的精力的自主的活動的好んで進取前向きわざわざわざと強いてたってことさら乗り気進んで我勝ち我先我も我も喜んで喜ぶしゃにむにどしどしアクティブアグレッシブポジティブ自ら手ずから直直じきじき直接直接的じか身を以てダイレクト故意作為作為的未必の故意あえてえいやっと我劣らじとわざとらしいむに止まれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま率先果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込むひたむき

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精選版 日本国語大辞典 「力一杯」の意味・読み・例文・類語

ちから‐いっぱい【力一杯】

〘副〙 できるだけの力を出すさま。精一杯。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第二一「まだこの隅は風の渡り手 すみよしも力一はい神軍
冥府(1954)〈福永武彦〉「この人はきっと力いっぱい生きたのよ!」

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