鋭意(読み)エイイ

デジタル大辞泉 「鋭意」の意味・読み・例文・類語

えい‐い【鋭意】

(多く副詞的に用いて)気持ちを集中して励むこと。専心。「鋭意研究に努める」
[類語]力一杯精一杯力任せ精精極力体当たり燃焼力ずく腕ずく根限り力の限りしゃかりきがりがり血の出るよう専心打ち込む専念没頭没入傾注没我熱中夢中熱心無我夢中背水の陣緊褌きんこん一番凝る耽る浸る骨折る骨を折る根を詰める目の色を変える心血を注ぐ手を尽くす身を投ずる身を挺する体を張る明け暮れる

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精選版 日本国語大辞典 「鋭意」の意味・読み・例文・類語

えい‐い【鋭意】

  1. ( 副詞的にも用いる ) 気持を集中して励むこと。専心。
    1. [初出の実例]「泰時鋭意求治」(出典日本外史(1827)四)
    2. 「邦人鋭意(〈注〉イッシャウケンメイ)に勉強せんには、今より後、久しからずして」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐朱穆伝〕

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普及版 字通 「鋭意」の読み・字形・画数・意味

【鋭意】えいい

一心に集中する。呉・曜〔博論〕其の局に臨みて爭し、雌雄未だ決せざるに當りては、專ひ體(う)む。

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