血液病(読み)ケツエキビョウ

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精選版 日本国語大辞典 「血液病」の意味・読み・例文・類語

けつえき‐びょう‥ビャウ【血液病】

  1. 〘 名詞 〙 血液成分、すなわち赤血球白血球血小板、血漿蛋白のいずれか、または二つ以上のものが異常増加、または減少、あるいは質的な変化を示すために起きる疾患の総称。貧血白血病赤血病、異蛋白症などを含む。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「血液病」の意味・わかりやすい解説

血液病
けつえきびょう
hemopathy

血液中の血球が量的に増加・減少したり,質的に変化したりして,体にいろいろの故障を生じてくることを総称していう。他の病気に伴って起きる血球の変化は続発性血液病として,真性血液病と区別される。血球が減少する貧血,白血球減少症,増加する赤血病,白血病,赤血球増加症白血球増加症,質的変化の特徴を示す鎌型赤血球症,血小板無力症などが含まれる。

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