出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…信仰のためとはいいながら,実在かどうか定かでない補陀落(インド南部にあると伝えられるPotalakaの音訳)に向かって決死の船出をするふしぎな宗教現象なので,古来なぞとされている。しかし《熊野年代記》は868年(貞観10)の慶竜上人の渡海,919年(延喜19)の補陀落(山)寺祐真上人と道行(同行)13人の渡海,1131年(天承1)の同寺高厳上人の渡海など,平安時代の渡海者3人,室町時代の渡海者10人,江戸時代の渡海者6人とその同行をあげている。したがってこれは実際におこなわれたものと考えなければならない。…
※「補陀落寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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